ある日突然

ある日突然、食事の選択肢が目の前の介護食だけになったら…。

サポートや介護の必要期間は約9~12年と言われ、その間ずっと介護食を続けることになるかもしれません。

美味しい介護食を「楽しく食べてほしい」という想いでつくりました。

「介護食に選択肢を!介護食をご馳走に♪」をスローガンに、IROAは1.介護食の時間を楽しくすること、2.調理現場の負担を軽減することを目指しています。「カッサイ」は野菜とおからをメイン素材に、洗浄から味付けまで調理工程を大幅カットし、調理者の負担を軽減。飾り切りデザインで目でも美味しく、介護食に彩を添えます。常温保管ができ、非常食、常備食にもなります。

※出典:厚生労働省生活習慣病予防のための健康情報サイト   
※嚥下(えんげ):口から食べ物を飲み込み胃へ運ぶ動作の事。    

商品開発のきっかけは、介護施設の調理現場の声から

IROA代表の島田は、長年、叔母が懸命に祖母の介護する姿に触れ、以前医師の秘書としてお仕事する傍ら介助者のさらなる負担軽減の必要性を感じていました。病院では病院食を朝早くから365日調理だけでなく、準備にかたずけ、メニュー作成、発注まで担っており現場はいつも忙しく、患者様のお食事に季節を感じてほしいと一生懸命対応されていました。1日3食。家庭でも施設でも食事のサポートはとても大切です。

介助者の負担を軽減したい。「何か私にできることはないか」という想いが募っていました。そこで介護施設の調理現場で働く方々に独自のアンケートを行ったことがこの製品「カッサイ」開発のきっかけでした。

アンケートで分かったリアルな声

「噛み合わせオーダーを聞きたいが、大変手間がかかり現場は疲弊する」「食事を楽しめる見た目や、やわらかい加工食品が欲しい」「常温で長期保存でき、災害時にも備蓄できる食品が欲しい」 
そんな、皆様のお悩みを解決するのが「カッサイ」です。

調理者の手間を大幅カット

飾り切りデザインで食事に華を添えるだけでなく、調理者の手間を大幅に軽減します。洗浄、皮むき、カット、計量、薄味調理の手間をカットし、すでに飾り切りカットデザインされているので好みに合わせた追加調理、盛付、配膳のみで、ニンジンなどの野菜のかわりに幅広いメニューにお使いいただけます。

年間70万トンのおからフードロスも削減

「おから」の年間廃棄量はピラミッドと同じ約70万トン!そのほとんどが処理代を払い破棄や肥料にされ、うち食用利用率はたった1%の7,000トン程度といわれています。今後高まる嚥下食需要へおからを美味しく活用することでフードロス問題軽減にも繋がります。

災害時には非常食として 常温・長期保管が可能

「カッサイ」は、常温・長期保管でき備蓄や非常時にも活用できます。また、原料が野菜のため、ベジタリアンの方々など多くのニーズに応えることのできる非常食となります。下味付きの嚥下食調理がされており、温めてもそのままでも、電気やガスなどが使えない災害時などにもご利用いただけます。

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